多くの人が結構な勢いで読めないまま研修医になってしまう心電図。
「なんとなく大丈夫かな・・・なんか怖いけど」と思いながら、見慣れない心電図を見ると「なんじゃこりゃ〜〜〜」となってしまいがちで、ああ、勉強しなければと思って、本腰を入れて勉強し始めました。
すると、病棟でも、他の病院に行った時(特に医師があまり足りていない系病院や循環器内科の常勤医がいない病院)に、大変役立つことがわかりました。
個人的にはものすごくとっつきにくかったのですが、最近は少しずつ読めるようになってきた自覚があり、病棟でも気になるモニター波形が出ていると、少しずつ読めるようになりました。
ただ、突然救急外来に駆り出される研修医は勉強する時間もないのでまずはすぐに読めるし、わかりやすいこの本をオススメします。↓
そして最近、大変、人気のあるこの本。新しい話も書かれていて、薄い割にめっちゃ内容は濃いしボリューーーミーーー。でも、間違いなく役立つこれ。
後壁梗塞を疑う時!!後壁誘導っつーーのがあるんか!無知だった!!とか、気をつける誘導+ミラーイメージで有名な誘導は知ってるけど、側壁誘導とか覚えてるかといわれると、しらねえええええ、だけどしっかりACSかよ!!見落としたらあかんヤツやんーーーとか。
ほんまに無知ですいません。
実は、心電図ハンター読む前にこれを読んでいたけど、ちょっと消化不良になってしまっていた、レジデントノート増刊。原理が書いてあるから、上を読んでたりして、わかんねーなという時に使えることがわかりました。
一回読んだけど、調べ物がてらもう一度読んだり解いてみたりしています。
ただ、最近になって私にはやはり理解力がないため、大量にいろんな心電図を触れなきゃならないということがやっとわかって、これ↓買って出来るだけ一日見開き4題だけでも解くようにしています。
めっちゃ載ってるんですわ。ただ、初めにこれをやろうとすると説明が結構簡素なので、ん???説明がよくわからない・・、みたいになるかもしれません。そして圧倒的な問題量の多さに吐き気がくるかも。私も今、これに取り組み中です。
病棟で、たまに、あ、あれと一緒や、という心電図に出会います。前は病棟で頻脈や・・となると、ああ嫌だなと思っていたのですが、少しずつ読めるようになると、この波形なんだろう、そして、止めにいかねば、何を使えば良いのか、という思考になってきます。
今、1の途中ですが、一番苦手だった、QRSwide RR不整とかの心電図が少しずつ判別できるようになってきた実感があります。
勝手な予想ですが、侵襲なくすぐ取れるし、なんとなく医師ならみんな読めて当然では・・?という雰囲気モリモリの心電図ですが、最近ひそかに思っているのですが、意外と読めてない先生が上の先生でもいるような気がして、ある程度は読めるようになっときたいと思ったわけです。
いつも循環器内科の先生がいる病院ばかりではないです。見落としたら死ぬ病気が隠れているということも勉強しようと思ったきっかけです。
心電図とエコーだけで勝負する病院にいつか行くと考えたら、きっと役に立つと思いました。
一番大事な本を書き忘れていました。結局、循環器の先生お勧めのこの本が一番と思われます。が、私は、あまりの太さに初めは全く手を出さず。ただ、調べ物をしていて一番使える本は間違いなくこれです↓
Kindleがあるのか。びっくりだ。