この記事、実はめちゃくちゃ大切なことを書いていると私は思っている。なのに人気記事にならない。
いや、受験生、全ての受験生に捧げたい記事なんやで。読んでくれ。
センター試験も二次試験も終わった後にこんなことを書いても需要ないのかもしれません。しかし、またいつの日か役に立つかもしれないので自分の記憶としてもとどめておきたいことでもあり、書いてみようと思いました。
受験は大体一発勝負
受験というのはだいたい一発勝負か二発勝負くらいなので、そこまで1年間のみならず何年も勉強してきたことをたった1日、しかもテストを受けている時間に全て発揮するために、積み重ねて勉強していくということがまずは一番大切なことになります。
きっとそれはみんなわかっていて、だからこそ毎日勉強するわけなのです。
でも、私が昔に受験していたことにすっぽりと抜けていた重要なことがありました。それは再受験してみて気がついたことであり、そしてこれは旦那に言われて気がついたことでもあります。
テストその日の重要性です。
よく言われますが、テストの日に100%の力を発揮できることは基本的にはあまりありません。いろんな条件がありますからね。
考えてみればスポーツでも・・
それは、陸上競技などでも、トップアスリートが自己新記録を塗り替えたりすることがオリンピックなどの大舞台でできないことを見ても明らかです。そりゃあ上位の人はもちろん大舞台でしっかり決めてきますよ。でも多くの選手が決めれていません。オリンピックと受験を一緒にするのは、努力の度合いが違うので、なんかおこがましい気もしますが、例えとしてわかりやすいなと思ったので使ってみました。
運動選手はみんな大舞台に向けて一生懸命練習しています。そして、試合当日に向けて超綿密に、メンタル、フィジカルの準備をしていきます。
私は大学時代にけっこう過酷なスポーツをしていたのですが、試合の日のグラウンド状態から、天気、相手の状態まで、ものすごく綿密に考えて試合に臨んでいました。もちろん練習も相当していても、ちょっとしたことで試合結果が変わってしまうことを知っていたからです。それはもちろんメンタルにおいても非常に重要で、試合の日に一番よくなるようにチームメイトとともにメンタルを調整していくようにしていました。また、スポーツの場合、食べ物も試合の日にフィジカルが一番よくなるようにするために、マネージャーさんから指定されたものを食べていました。
受験に当てはめてみた
これを受験に当てはめて考えてみるとどうでしょうか。
私は、現役生の頃、試験当日までの勉強(日々のトレーニング)は、(正しいやり方をしていたかどうかはわかりませんが)していたと思います。しかし、当日のことをあまり深くは考えていませんでした。
というか、そこまで考えがいたらないくらい、テストの準備に大変で心に余裕がなかったと思います。スポーツでいえば、練習することで満足しているという状況ですかね。スポーツであれ、勉強であれ、実はおそらくすでにこの部分でかなり負けています。
スポーツでは最高のパフォーマンスをするために、当日のことをあんなに考えていたのに、勉強においては何もしていなかったことに気が付きました。
そして、これは1年目を受験するときに夫に、「テスト当日をそんな簡単に考えたらダメだよ、もっとちゃんとしっかり考えんと」と言われて気づいたことでもあります。
逆に言えば、気づいてない人がまあまあいるということなのだと思います。
残念ながら、緊張を解く方法はなかない難しいものです。(メンタルトレーニングすれば可能だとは思いますが、そこまでは私は気が回らなかった。)私も非常に緊張するタイプではありますが、緊張はするものだと思うしかないかなと思って受験していました。
私がしたこと
私がテスト当日のためにしたことは、とにかくイライラせずにテストを受けれる環境を作ること、でした。
人によって自分の「コレ」みたいなものがあるので、私の場合、としてお読みいただければと思います。
1:センター試験の問題用紙が薄すぎてめくりにくい!!
しかも私は手先が乾燥するタイプなので、冬場のこの薄い問題用紙には相当まいっていました。というわけで、よくある指サック。特に時間制限もきつく、繰り返しパラパラしないといけない国語の時に使用しました。大きさもいろいろと試したりして、コレというものを探して購入。ちなみにさすがに指サックは試験当日OKでしたよ。何も言われませんでした。
2:テスト会場のトイレの位置確認。
試験会場が決まったらぜひ会場の下見には行きましょう。女子は特にトイレね。混むことがあるので、数か所チェックしましょう。ちなみにそれなりに大きな大学であれば、平日に大学内(校舎内)に入ることは可能です。
3:時計はデジタル仕様で。
これは絶対的におススメします。時間制限の厳しい教科では特に重要な要素だと思っています。私は数学が圧倒的にできないので国語でアドバンテージを取るしかなかったので、本当に秒単位の時間管理をしたかったのです。
そして、消音できるストップウォッチ機能のついたものを激しくおすすめします。鳴るやつはダメですよ、禁止されてるので!
ちなみに私はもはや、「消音できるストップウォッチで、時計機能のついているもの」を、カウンターを逆にして使用していました。(80分→0分に減っていくやつ)
何度もいいますが、絶対音の出るやつはだめです!これは音がでないので少々お高めでしたがこれを購入しました。
このストップウォッチを、こんな風(画像参照)にして結束バンドで留めて、置時計みたいにして使っていました。実物があったんですがね、もうだいぶまえになってしまったので、すぐには見つからず。見つかれば写真をUPします。これを旦那に頼んで作ってもらいました。
稚拙な絵で申し訳ありませんが、こんな感じのものを作っていました。
ストップウオッチはamazonで、土台(調べてみたらアングルっていうらしい。鉄製の補強材です。)と結束バンドはホームセンターで買いました。
3分残り時間あれば、けっこうできるんですよ。国語とか1問7点とか12点とかですからね。合否にかかわります。
写真が見つかったので追記
追記ここまで
試験当日だけでなく普段から使う
普段の勉強のみならず、模試などで以上のグッズを用いて、例えばのこり2分でどれだけ選択肢が読めるのか、どのくらいできるのか、などを常にチェックしていました。そして決めていたのは、国語で、○秒以下になったら答えは変えないということ、○秒以下になったらマークは消さない、とかそういうことも決めていました。消して書き直すのに○秒くらいはかかる、とか。
指サックはこうつけた方がいいな、この指につけようとか笑
模試中に何してんだよっていう話ですけど、こういう細かいことってミスできない(でもちょっとくらいはいいと思ってる)テストで実はとっても大切なことだと思っています。
他に考え付くことと言えば、硬い椅子が嫌いな人は座布団?を持っていく、とかですかね。ティッシュペーパーがいいなら、痔の人だっているはずなので・・。
意外と役に立つ
ちなみにこういう細かい工夫というのは、資格試験の勉強法を書いているページや本が意外と役に立ちます。特にかなりの勉強量を要求される、司法試験、司法書士試験、会計士試験の受験生のところを気分転換がてら見てみると新たな発見があるかもしれません。資格試験は社会人率が高いので、こういうことをものすごく考えている人が多いという印象を受けています。