低学年でおそらく専門科目として一応、みたいな感じで扱われている発生学。
なんでこんな扱いなんだろうと疑問にすら思う発生学。あまり重要そうでないくせに、多分実はかなり重要な教科。
発生学をちゃんと勉強している方が圧倒的に後々の授業で理解が深まると思う。
ただし、低学年の時にこれをガガっと深めて勉強するのって実はむつかしいと思う。基礎医学的な内容もけっこう含んでいるので苦手な人も多いのかも。
別に私は得意というわけではないけれど、嫌いじゃないのよね。
意外と学年が上がるにつれ重要度を身にしみて感じたりする教科
今になって思うのは、まあ、適当ではなくそれなりに授業やテストの時にある程度でいいから理解したり、さらっと全体をつかんでおくと、専門に入った時の授業で「あ!コレコレ、あったなー」って思うことができて、モチベーションも上がりやすくなるという感じでしょうか。
それにまだまだわかっていないこともあってものすごく不思議でワクワクする教科だと思っております。(実際、少し前の教科書と最新版で違うところもいろいろとある。てか、医学においてはそれは普通か・・)
大学にもよりけりだけど、テスト対策としては、
過去問とレジュメとなんか教科書、って対策で大丈夫だと思います。
医学部の定期試験対策としては、どの教科にもいえるけど、授業をしっかり聞くタイプの人間と、そうではないタイプの人間で、重きを置く場所が異なってくると思うけどね。
私の個人的見解としては、授業をしっかり聞くタイプの人は、授業でひととおり単語とかは聞いたことあるレベルになっているので、レジュメがけっこう威力を発揮すると思う。
あまり聞かない人は、定期テスト対策としてのレジュメも重要だけど、いわゆる薄い「簡単教科書」的なものがあるととてもすらすら頭に入ると思う。
発生学のテスト勉強として私が使った教科書
ラングマン発生学
文字が大き目。たしかロングセラーで、使っている人も多い。私は基礎医学系の本は実はほとんど売ってしまっているのですが(賛否両論あるとは思いますが、もう部屋が狭すぎる。おけない)、だけど、珍しく発生学の教科書だけは残しています。
好きだしというのと、個人的になんか重要な教科だなあと感じるからです。
おお、2016に改定されているではないか。なおさらおススメかも。
Qシリーズ発生学
もうひとつ、わかりやすいし、薄いし重要なとこまとまってんなと思うものは、これ。
見開きでまとめてあるのがすごいと思うポイントの一つ。
それと、CBTの勉強に必要な部分は少なくとも基本的に網羅されてる気がする。(国試は全然まだ知らない人なのでそこはわからないです。ごめんなさい。)
薄いのであまり基礎的な詳しいことは載っていないことが多い。けっこう基礎的な内容を聞くうちの大学の定期テストでは使いにくいなと感じたけど、高学年になって薄い目の知識をつめこむ段階になって、この本の良さを感じるようになりました。
よくまとめてあるなあ、と。絵も単純化されてるのがわかりやすい。
時間のない人にもおススメ。授業聞いてない人にもおススメ。
まあこの手の教科書は安いし、持ち運びも便利。
過去問
どこでも言われることですが、結局、定期テスト対策で一番いいのは過去問を解くこと。
残念ながらそれが定期テストに通る一番効率のいいやり方だろうと私は思っておりまして、膨大な量を1から10まで勉強はできませぬ。
定期テストの結果
この時期もまだかなり時間的余裕がある時期だったということ、そして先生がとっても優しい先生だったので試験結果は97点だったと記憶しています。
うちの大学、多分成績の付け方甘いと思うので多分90点台が連発していると思います。