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解剖学/骨学:医学生で自分が使った教科書と勉強法を紹介

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解剖学が始まると、ああ、医学部に来たんだなと思えてくる、そんな教科です。

同級生達の気合もなかなかに高まる教科。

解剖学、実際はどんな感じなのか

ものすごく詳しいことについては書けませんので、(書かないのが常識だと思っているので)、主に勉強法や教科書の紹介になります。

実習の雰囲気としては、私の大学についてはわりと自由で、かなり学生の主体に任せてもらっていました。他大学から来られた先生もいらっしゃいまして、自分達でどんどん調べながらやる雰囲気がとてもよい、と言っていただけたので、けっこう自主的に頑張っているのだと思います。

解剖実習は大学によりかなり雰囲気が違うようで、かなり厳しい大学(テストも雰囲気も)もあるようです。

実習中はスケッチがあります

スケッチをしなければならないのですが、解剖の教科書に出てくるような図に該当する場所など、、出せない。。もう本当にそんなうまいことできないのが普通だと思います。

必死になって解剖の教科書と照らし合わせながら、みんなで「コレ?え?こっちかなあ?」とかいいながら進めていくわけです。

私がスケッチをするにあたって一番役に立った教科書はネッター解剖学アトラス

何がいいって、開けた時にぱっと見えるものが全て書いてあるのがよい。実習に入らないとわからないかもしれませんが、例えば、説明がいっぱいかいてあるグレイ解剖学やプロメテウスは、解説を読んで理解するのにはとてもいいと思うけれど、あけたあとに、神経だけをきれいに書いてる図、血管だけをきれいに書いてある図、筋肉だけ書かれている図、というように細分化されているのです。

私たちが実習で実際に見るのは、筋肉も神経も血管も全部入り乱れているわけです。当たり前ですけど。その走行とか重なりとかつき方をスケッチするには、ぱっと開けたずが書いてあるネッターが一番よいと思いました。

けっこうプロメテウスやグレイを持っている同級生が多かったのですが、私の班は先輩からさんざんリサーチして、ネッターがよいと聞きつけて購入していたので、スケッチと実際の状態が比較しやすくて、実習がしやすかったです。

ちなみにネッターは電子書籍がついてるバージョンもあります。実習中は電子書籍使いにくいのだけど、臨床実習に入ると解剖書の電子書籍あると便利だよなと感じています。

グレイ解剖学やプロメテウスはどうなの?

もちろん言葉ですごく説明してくれているので、ややこしいなあと思うところで、これらの教科書があると一気にわかりやすくなります。個人的には、陰部の解剖のところは構造が3層くらいになっていて、ネッターのアトラスだけでは全く理解できず、必死でグレイを読んだ記憶があります。

ただ、どちらかというとアトラスというよりは、これらの教科書は読み物かなあと感じます。(プロメテウスは読み物感は少ないのですが)

もちろん、あった方が分かりやすいときもあるので、是非とも先輩や同級生からデータ化したやつをもらいましょう。絶対誰かが持っています。

みんな密かに電子書籍でびっくりするくらい持ってたりします。まあそれを活かすも殺すも本人次第なのですが、欲しい!って言ってもらいましょう。

最近はどの教科書も電子書籍版があるのね。とくに原著が英語のやつは・・。便利な世の中。

 

プロメテウスはフルのやつだど3冊買わねばならないのがネック(高い)

テスト対策としてはこれらのカンタン教科書を利用して効率よくやりましょう

全部覚えて完璧にしようなんて無理です。多分、先生でもわかってません。

ただ、解剖系のテストは英語orラテン語で答えるのが普通多いので、これはなかなか使えます。

解剖学の序章である骨学&骨学実習

散々解剖学の話をしてきましたが、まず初めは骨学と骨学実習があります。

ネッターもよういして、よし!とか思ってたら、まず骨学のテストというけっこうでかい山を乗り越えねばなりません笑

なかなかこれは、本当に骨が折れるというかですね、、けっこう脈絡のない完全なる英単語(またはラテン語)の暗記ですので、苦手な人には相当きついと思います。

資料渡されて、「ハイ、これ○日に全部テストだから」っていう感じなので、無味乾燥感が尋常ではなかったです。

みんなが使ってたのはこれ。さきほどのシリーズなのですが、これはわかりやすくて(わかりやすいという概念はもはやここにはふさわしくなく、教科書として小さいし、軽いしよかったというほうが正確かもしれません)よかったですね。

 

結局全て暗記という結論になりますが、テストがあるのならそれは乗り越えなければならないので、乗り越えるしかないのです。。

テスト結果

実習点と筆記点はおそらく合算で算定されていたと思いますが、93点でした。

解剖実習は、基本的に出席点が重要だと思います。当たり前ですけど。。

多分、1回も休まなかったと思います。

何はともあれ、解剖実習の班は長時間一緒にやることになるので、仲良くすることが、この時期を毎日を楽しくすごすこつでもあります。

私は出席番号近くの現役生男子ズと一緒でした。実習に関してはいつものメンバーみたいな感じなので、とっても楽しかったです。きっとこれは、いい思い出になるだろうなーと思いました。

解剖学ってたぶんすごくいい思い出になるので頑張ってください!

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