ちょっと連続投稿ですが、個人的には大事だなと思っていることだったので、投稿しておこうと思います。
この記事に書いている内容は、実は私が再受験しているころに私の志望大に再受験で入られた方がブログをされていて、そこに掲載されていたことを私も実行して書いているだけです。なぜ書いているかというと、そのブログは個人的には相当秀逸だったのですが、今は削除され見れなくなってしまいました。
ただ、そこに書いてあった点数戦略は、自分のなかでもものすごく納得できるものだったし、「これならいけるかも!」と思わせてくれたものだったので、改めて書いておきたいと思いました。
おそらく現役の時なんかより時間かけて一番考えたと思われる点数戦略について書くことにします。
「とにかくがんばればうかる」「勉強すればうかる」とか、10代の頃の受験では考えていました。
今から考えたら青すぎた。。頑張ればっていっても方向性とかありますしね。冷静さを欠いていたあの頃・・。
再受験をするにあたって、とにかく「トータルで合格点を超える」ということがイコール合格だというふうに考えが変わって、そこから、何を今すべきかっていうことを考えて勉強するようにしていました。
多分ここが一番、はるか昔の現役時代と違うところだなと思います。
まず何をするか
まず、調べることは、志望大学の合格最低点と、平均点を5年分~8年分くらいです。
そして、難易度のブレが毎年あることも考えつつ、トータルで何点とるか、を考えていきます。もし、成績に余裕がない場合、ここで、合格最低点と、平均点の間くらいを自分の目標点にします。
私はもちろん余裕のない成績でしたので、このあたりの点数を狙いにいきました。
こうやって自分の目標点を決めます。
次にすることは
自分がセンターでどれくらい取れるかということはだいたい自分でわかるはずです。過去問などを解いていったり、マーク模試から、なんとなくでもわかると思います。
私は、上手くいけば(平均点が上がるような難易度だったら)90%以上とれる、で、普通くらいで88%、どんなに下手しても85%を割ることはないと思っていました。
こうやって、二次に必要な点数を換算していきます。
自分の受ける大学が、センター:2次がa:b、とします。そして、①センター90プラン ②センター88プラン ③センター85プラン を考えます。
①センター810 取らなければならない二次は「目標点-810=A」(二次:A/b*100%)
②センター792 取らなければならない二次は「目標点-792=B」(二次:B/b*100%)
③センター765 取らなければならない二次は「目標点-765=C」(二次:C/b*100%)
これをすでに4月の時点で考えて動くようにしていました。
もちろん各自の大学のセンター圧縮比を考えて下さいね。
二次試験の科目ごとの割合を考える
ここから具体的に二次をどの割合でとっていくか考えます。
冷静に自分の取れる力と、二次試験の難易度を見極めて、自分がとらなければならない点数を考えます。
二次で○%とらねばならないということを上で計算しているので、それに合わせて各科目どのくらいとればいいのかを考えていきます。
例えば、③のセンター85%プランから計算して、二次試験を77%取らなければならないということになったとします。
全体で最悪77%欲しいとなると、私の場合、数学が7割とれたらいい方だと思っていたので、他を調整しなければなりませんでした。
そのため、英語80%、生物80%、化学80%取れるだろうと計算して、数学が70%として、ちょうど二次全体としては77.5%となります。
センター85%でも、合格圏内になるわけです。ほら、気が楽になってきませんか???
実際私の点数は自身で計算した目標点-15点くらい、です。
けっこう近いかなと思います。
センターが難化したおかげで、目標以下のセンター86%(最低ラインをギリギリクリア)。
センターの難化と、(二次も化学が予想よりも悪かったですが、)他は目標得点率をクリアし、数学が意外とできたおかげもあり、だいたい戦略通りいったようです。
私は、この点数戦略は意外と間違っていなかったと思っています。
この戦略は受ける大学を決め打ちしないとできないので、受ける大学をある程度絞って、センター後にぶれない気持ちを持つのが重要なのかもしれません。