アラサー再受験生、医学生、研修医、医師となった女性の生態。再受験の勉強、医学生の勉強、医師になってからのことを書いています書いています。

こんぶんこ

カテゴリー

大学受験勉強 後期試験

国公立後期試験対策で何をしたかまとめてみた

投稿日:

前期が終わってもうそろそろ国立の前期の発表も始まったりする時期になっているので、今さら感のある記事でごめんなさい。

私が後期試験に対してしたことをまとめておこうと思います。

後期試験は大学によって形式が全く異なる

私は後期も出願していたのですが、近年は後期試験自体、廃止になってしまっているところが多いのかもしれません。

後期は大学によってはがっつり学科試験というところもありますが、小論文や総合問題など、前期入試とは少し異なった試験が課される場合もあります。

私も出願していたところも、前期試験とは全く対策が異なり、普段の勉強とはちょっとちがう対策を立てねばならないと思い、受験当時いろいろと考えました。ただ、考え始めたのは前期試験の面接が終わってからです。

私が出願していたところは、面接点が高かったのと、小論文が課されていました。

面接対策(見た目編)

面接対策としては、前期でも面接が普通ある大学が多いので、その対策と全く一緒でいいと思っていました。

私の場合は、再受験であり、あの超大変な就職活動(私の時は大変でした・・)を乗り越えてきた身でしたので、一応、一般的なお作法は身についているつもりでした。

個人的な意見ではありますが、面接点が高い場合(というか、就職活動なんか面接が全てなので・・・)、私が就職活動の時に痛いほど感じたのは、それなりに見た目が重要であるということです。

別に必要以上のことはいりませんが、絶対必要なのは「清潔感」でしょうか。ここはやはり自分も就職活動のときに一番気をつけたことですし、面接点が高いという場合は気に留めておくポイントだと思います。

いや、ほんとにしょうもない話だなとも思ったりもするのですが、人って見た目でびっくりするくらいその人を判断しているし、面接ってたかが10分弱くらいでその人を判断しなければなりません。

面接官に与える見た目の印象というのは想像以上に大きいと私は考えているのです。

個人的には本当にぱっとした見た目とかどうでもええやんって思うんですが、就活も面接もそうだし、医学部の面接も同じなんですが、面接官はその組織のおっちゃんたちです。異質な感じがする人とか絶対嫌だと思っています。

なので、ここは無駄に見た目で目立とうとか、そういうのを求められていないと思ってます。残念ながら日本ではみんなと同じである「普通であること」が多分求められていると私自身は思っています。

というわけで、清潔感、つまり現役生だったら、ピシっとアイロンのかかったシャツ、あまりしわのない制服(クリーニングに出したりしたらピシっとします)、きれいな靴下、清潔感のある靴・・、といったところでしょうか。

あと、髪の毛も、一般的なさっぱりとした髪型、黒髪、といったところです。

我ながら、クソおもんないこといってんなあと思いますが、自分はできるかぎり目立たぬ、一般的な社会人的スタイルで臨んだので、上記のことにはそれなりに気をつけました。

しわのないスーツ、しわのないシャツ、磨いてきれいなパンプス、破れてないストッキング、髪の毛はくくる、清潔感があり派手さのないお化粧(これは多分現役生とか浪人生にはいらないです。私くらいの歳だと面接の時くらいお化粧しないと、どうしましたか?!お疲れですか?!みたいになるので、一応お化粧はしました)、という感じでした。

あと、呼ばれたらノックして、入って、失礼しますっていいつつおじぎして、椅子には「おかけください」って言われたら座る、面接がおわったら、立ち上がってありがとうございましたって言っておじぎして、ドアのところまで歩いて「失礼します」っていってドアから出ていく、みたいな一連の流れは、おそらく「面接 入室」とかでググってもらえば、なんぼでもでてくるので、そこは調べてみて、ちょっと練習でもすればOKだと思います。

面接対策(内容編)

対策するとしたら、質問されることに真摯に答えること、あとは、各予備校が出しているこういう本で一応医学部志望の学生がいいそうなことを軽く頭にいれておく、といった感じでした。

医学部面接ノート〈2017入試対策〉

ただし、これってみんな同じようなのを読んでがっつり対策してくるので、面接ではたぶんほぼ金太郎アメ状態だと予想できます(みんな同じってことね)。

まあ、あたりさわりのないことをいうというのもそれなりに大切だと私自身は思っていて、奇をてらう必要性はない気がします。

もちろん、自分のエピソードとしてこれは他人には絶対語れないものがあるといった人はそれを話すのがよいと思います。

まあ、私の場合、一般学生がいいそうなこと+再受験したその動機についてしっかりとまとめる、といったことを対策にしていました。

あとは、普段から生命科学関係のニュースとかについて自分である程度考えておくというのも大切です。特に日本人がノーベル賞で医学生理学賞とかを取った年は、その研究についてある程度理解しておくと、質問される可能性も高いと思います。

このへんの、科学的素養についての質問は、生物受験の人は普段からアンテナがあったりして「ハイハイ、それね」的なこともよくあります。

倫理観、医師の使命感、志望動機などの質問については、人によって異なりますし、一般的には書いてあることは本で知識を入れるのでよいのではないでしょうか(ちょっと適当になってごめんなさい。というのも、ここを語りだしても、一般的な話にはなりえないので、一般的な話については本を読んだ方が早いと思ったので・・)

志望動機なんて、もはや先生、聞きあきてると思う。だいたい同じこというから。っていうか、正直言って、それくらいしかないってことなので。

学科試験対策

学科試験については、私が出願していたところは、小論文でした。

これはさすがに誰かに添削してもらったほうがいいかなあと思ったこと、あとはどういった分野のテーマが出されるかを知りたかったので、これはどこかに頼ろうと思いました。

小論文はこれまでの人生で私は何度か書いたことがあり、一般的な形式やまとめ方についてはそれなりに知っていました。まあ再受験の人だとそういう人が多いと思う・・。

もし全く知らないよ!という場合には、一般的なことを知るためにこういう本を持っていても無駄にはならないと思います。

書き方のコツがよくわかる 医系小論文 頻出テーマ20

小論文の書き方というのは一応それなりに型みたいなのがあるので、それに沿って書くと、まとまった感じがでてきます。まあ、内容が重要なんだけどね。

データから読み取ってかくやつとか、けっこう考察に差が出ると思うし・・。

とりあえず、私の場合は、前期の面接が終わった日の夜から、さて、後期対策しよ、くらいのペースでした。

で、前期の面接が終わったあとに小論文のためにどうしようかなという案として、4つ考えました。

①近くにあった大手予備校

②近くにあったいくつかの医専予備校

③地元の医学部進学を押してる塾

④ネット(小論文添削してくれるやつ)

この4つにひとつずつ、電話をかけたりメールしたりして、料金やどんなことをするのかを調べていきました。

結論としては2回シリーズで、自分の受ける大学の後期対策をしていた①の大手予備校と、③の地元の小さい塾、でした。

①近くにあった大手予備校について

まず1の大手予備校ですが、これは地元の大学に対して後期対策を単発でやっているとのこと、料金もたしか比較的一般的な値段だったと思います。6000円か8000円だかそれくらいだったと思います。2回くらいのシリーズだったかな。前期の発表に授業がありました。

受けに来ていたのがなんと多分4人・・?くらい笑。

もちろん再受験は一人だぜぃ。でも、講師の人が「この講座を毎年やっているのですが、この講座を取っている人は、ほとんど前期で合格されてます。というのも、前期終わってすぐに、きちんとここに申し込んでやっているということは、そこまで見通してやっている人が多いからです。」と言ってて、確かに・・、とも思いました。

まあ、そもそも後期に足きりにかかってない人が集まってるから当たり前といえば当たり前か。

4人なので、志望校の過去問での添削してもらい放題。再受験なんですーとかいう話をして、楽しいタイム。

そんで、先生とお話ししてて、正直、小論文でこれ書いたら正解!みたいなのってないし、思うこと書けばいいって言われました。データ読み取り型問題は私はけっこう得意だったので、深い考察もできてて非常によろしいとほめられ、この歳になって喜ぶ。。

まあ、のんびりした講座で楽しかったです。

②医専予備校について

医専予備校に前期終わった次の日に電話して、

私:「国立大学の医学部の後期の対策ってしておられますか?」

予備校:「担当者に代わります」・・・「はい、お電話変わりました。国公立対策で後期対策も一応しています。でもクラス単位で受ける人数はいないので、個別になりますが・・。面接と小論文でセットでやっています。」

私:「何回でいくらですか?

予備校:「1回90分で、60000円になります」

私:「はっ?」

予備校:「60000円です」

私:「え?一回ですか?高すぎませんか?」

予備校:「・・・・・。いやー、医学系ならこれが相場です。」

私:「ちょっと検討します。(すまぬが検討もできないぞ、そんな値段)」

というわけで電話を切ったのだけど、うーん、ここまでお金かけてというのもけっこう厳しいなあと思ったのでやめておきました。

というのも、そもそも教えている人がどんなエキスパートなんかっていうと、実際、多分エキスパートではない気がする、、というか、これまでに大学時代とかに塾とかでバイトしてたらわかる・・・ような・・。特に小論文って超あいまいな分野なので、エキスパートとかあるんだろうか・・。

③地元の小さい塾

地元の現役生とかが行ってるような塾でしたが、医学部にはかなり力を入れているようだったのでここにも電話しました。

私:「後期対策ってしておられますか?いくらくらいですか?」

塾:「してますよー。ちゃんと決めてるわけではないのですが、だいたい○円くらいですー」

私:「安いですねー!私、再受験で年齢的にはかなり上なんですが、それでも大丈夫ですか?」

塾:「全然いいですよー。そういう人けっこううちの塾いますしー」

というわけで、ここも4回くらい通ってみることにしました。覚えてないけれど、安かった。

この地元の塾はネットで前から気になってたところで、後期になったら電話しようと思っていました。

地元の塾ということで、初めて塾にいってみたところ、出願してた大学に特化してすごく研究している先生がいて、びっくりしました。これぞ地元の強みだと感じました。

この小論文に特化してる先生がいるってのもびっくりしたのですが、その先生は地元の私立高校で後期対策を担当して、実際、後期でけっこう多くの現役生を医学部に入れている先生でした。

私立の先生ってたしかバイトしていいのよね。塾長の友達らしくて、後期対策だけもはや趣味で教えに来ているという先生がいて、これは正直おどろき。

添削?というかほとんど、雑談?して、ちょこちょこ添削してもらって、まあまあ、それなりに書ける、という自信をつけて、前期の合格発表を待つことにしました。

④ネット

これも色々と検索して調べていたのですが、もう上記の2つでそれなりに対策はできそうだったので、利用はしていません。

いやー、全部書いたら長くなってしまいました。ちょっと時期はずれになってしまい、すみません。

上で紹介した面接対策の本と、小論文対策の本は↓です。

レスポンシブ

レスポンシブ

-大学受験勉強, 後期試験

Copyright© こんぶんこ , 2024 AllRights Reserved.