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CBTの成績と勉強法(というか私がやったこと)

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大して成績もそこまでいいというわけでもなく、学内順位も微妙なので、なんだかこのタイトルは非常におこがましい気がしたので、いちおうカッコ付けで私がCBTの勉強でやったこと、について書くことにしました。

これくらいやったらこれくらいの成績だよという一つの目安になれば。

CBTの成績は以下のとおりでした

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得点率88.7%で、学内順位は書こうかと思ってたけど、他の人のブログみてみたら、みんな一応伏せているようなのでここは何かあった時を考えて伏せることにしておきます。とりあえず20位以内でした。

私の当初の目標は、4年になる前はこんなに自分の生活が忙しくなるとは予想していなかったので、得点率90%、学内順位20位以内を目標にしていました。

まあ自分の勉強時間と照らし合わせると、かなり健闘したのではないかと思います。正直言って、超知識あやふやでこれは実習出たら困るだろうなーと予想していますが。。ふふっ。予想だけではなく、実際実習中の身としては、困ってる。。実習で苦しんでるので、そのあたりのことを追加して書いておきたいと思う。

私は正直CBTについてしっかり勉強したわけではないので、気になる人は流し読み程度で読んでいただければ。

 

とりあえずQBは買おう

やったことQBvol.1-5・・・

と書いてしまうとこれだけで本当に終わってしまう。

しかし結局これだけですね。これだけでも相当ボリューミーなので、これ以上のことをやろうと思うとキャパ容量の低い私にはきつかったです。

これまでにきちんと授業を受けてそれなりのテスト勉強してきた人には、それなりにQBを解いていれば大丈夫ではないかととおもいます。

まあ、万人に言えるのはとりあえずQBやっとけば大丈夫かなあと。

まず、1は公衆衛生と基礎医学。

vol.2と3は臨床医学。ここが一番出題率が高いので、ここだけをやるというすごい人々も散見される。

vol.4は多肢選択型問題と、4連問。この2017のQBではまだ2連問の形式で掲載されているけど、今年のCBTからは2連問がなくなり、多選択型問題になりました。とはいえ、結局2連問を半分に分割しただけなので、問題としては同じ。

vol.5は最新復元版と言われるやつ。時間がなければやらなくてもいいとか言われているけど、意外と直前期にみんなやってる感じがある。

 

QBをどのくらいやるのか

どのくらいQBやればええんって話ですが、周りを見ていて思うのは、おそらくなんやかんやみなさん2-3周はやっていますね。普段かなり勉強しない(と思われる)タイプの男の子がたまたま隣の席でしゃべりながら一緒に解いていた時に、チェックボックス見たら、3ー4個チェックいれてたので、けっこうびっくりしました笑

言わずにみんなやっぱりやってるなあ、すごいなあと。多分、オンラインどのくらいも解いたりしているんで、正直それ以上やってるんだと思いました。

1-2周で大丈夫だよ!みたいなことをいうツワモノも何人かお会いしていますが、これには2パターンあって、

1:まじでぎりぎりしかしない人(vol.1,4は1周、5は買わないタイプ)

2:獣医薬学あたりの出身でもともと基礎の勉強が必要ない

こんな感じかと思います。

凡人は大体3周はしてる印象。そして、みんなの言う、◯周したーという発言にはプラス1-2周してると考えるのが、医学科ではないかと考察しています笑。そうみんな思い出して!ここは医学部医学科だよ!!どういう人たちが来ているのかを思い出して!!

QBの問題は、系統立てて、勉強するために作られている感じがあり、正直それなりに難しいこともかいてあるような気がします。特に、vol.4などででてくる、解答ではない選択肢はあんまし聞いたことない疾患も含まれているので、選択肢までしっかり勉強できるならよいのだろうけど、ああ、難しいもんなんだわと捉えていればいいのかなと思いつつ勉強していました。

目標順位は20番以内、目標得点は90%ということを4年の目標としていましたが、、言い訳としては家庭の如何ともしがたい状況(実母のかなり深刻な病気)により直前期1ヶ月は土日は勉強できず、平日は授業の内職のみという状態で試験を受ける羽目になりました

 

時系列で書くと

時系列とともに書きますが、土日はほぼ実家に帰っておりました。

4月

CBTを意識し始める(いつも意識だけは早い私)。基礎医学はけっこう得意なので、vol.1の基礎医学範囲だけ解いてみる。わからないところは調べられず、とにかく進むようにした。

 

5月-7月

臨床科目とともにその範囲のQBを解く予定にしていたけど、途中で忙しすぎて体調不良を引き起こし、とりあえず学校のテストを受かることを目標に変える。よってCBTの勉強はあまり進まず。

 

8月

夏休みは子どもを保育園に預けて勉強だ!とか思っていたのに、1週目に子どもが見事に水疱瘡にかかり、出席停止をくらい一切勉強が進まなかった。

2週目はまえから決まっていた沖縄旅行にgo。当然、勉強用具はもっていかなかったが、さすがに9月からの予定を考えたらまずいと感じ、オンラインでちょこちょこ解く。

3週目は旦那がマイコプラズマ肺炎にかかってしまい、入院(おい!)。。。病院の往復や日々の家事育児に追われる羽目になり、大して勉強が進まず。4週目は学校が始まったのに、まだvol.2.3の1週目途中で、かつ、わからないところを調べられていない状況。

 

9月

1週目に、もう無理矢理にでもいいからvol2.3を1周終わらせた。

 

2週目は、vol2.3ののこりと、vol4に着手。量が多すぎるのと難しすぎて挫折しかける。わからなくてもいいからとにかく進み続けた。延々授業中は内職しまくり、学校にいる時間だけで200問とか進めた日もあった。

 

4週目にやっと5日間のフル休み。ここで2.3の総復習をした。わからないところを調べて、病見えの必要なページをメモまたは、自分が理解できてないところはコピーしてそのページに貼り付けた(次の復習の時に時間を節約したいためにここの手間はそれなりにかけた)。この時に必要なゴロも調べて書き込んだりした。今思うにやはりここがなければ8割取れてなかったかなという印象。

ちなみにコピーしてQBにホッチキスでとめてこんな感じ。めっちゃ分厚くなるけどね。

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そうそう、この時に必死で作り続けた最低限のゴロを写真という形ですが一応アップしました。

というのも私、これ受験ブログとして始めたはずが予想以上に医学生生活の記事が読まれていて逆にびっくりしてます。

まあ、役に立てば、と思いまして・・。

ちゃんと勉強する人はもっとたくさん覚えてると思うけど、わたしゃにはこれで限界。

CBTの勉強で最後にまとめた語呂

CBTについて書いた記事はこちら CBTの時に最後に、もう時間が全然ないし、困った。とにかく最小限にまとめた、この語呂だけは覚えていこう、、と、自分が覚えた語呂の紙。 最小限に抑えてなんとか6-7枚? ...

続きを見る

 

10月

引き続き2.3の復習をして、2週目くらいから残っていた1の範囲の1回目をやった。このあとは、延々と授業中に復習。

 

なんとか最後に時間ができたので、vol.5を1周だけ解く。vol.5の正答率が77%だったので、なんとなく受かるではあろうと感じだす。直後に間違えたことろだけをピックアップしてvol.5をもう一度解く。

 

試験の1週間くらい前に模試を全部で2時間半くらいで受ける(ほんとは6時間かかるけど、時間もないのでさっさとやったらこれくらいでみんな終わります)。模試で83%取れたけど、周りが勉強しまくってて不安しかなかった。

10月から実母の容体がさらにわるくなり、実際、テスト2週間前くらいからは1日1時間も勉強できていない。受かればいいやという気持ちもおおいにありました。

あと、9月終わりくらいから、めっちゃ勉強してる同級生から勉強しようって誘われて、何人かで一週間に1ー2回は1時間ほど勉強会(というか一方的に教えてもらってた)を開いていました。これが、意外と役に立った。

 

私、勉強って自分一人でするもんだし、人と勉強するのってあまり好きではなかったのですが、今回のCBTの収穫。すげーおもしろいし、記憶に残る。ありがとうだね。ちなみに誘ってくれた同級生も再受験生。他に一緒にやった子は普通の学生さん。

 

こうやってみると。私の方法としては、1週目さらっと(しんどい)、2週目調べてじっくり(さらにしんどい)、3週目調べたことを確認しながらさらさら、っていうやり方ですね。昔から生物はこのスタイルで勉強してきたので、結局今回もこのスタイル通りという感じでしょうか。

 

感想

いやー、しんどかったです。。

勉強もそうだけど、家族の病気というのは精神的におかしくなりそうだった。蕁麻疹とかでまくり、もう、本気で休学しようかと悩んだくらい。

へとへと。

映像予備校がいるか?

映像予備校いるか?という疑問は2-3年で降ってわいてくる疑問なのですが、私はいらないなと感じました。

 

めっちゃ時間かかるんですよ。見るのに。

 

しかも大して授業が上手くない。。(←ごめんね)と私は感じました。

 

あと、授業中の発言により、3年くらい前と同じ授業が映像で使われていることがわかりました。確かに、そんな内容かわらんけど、一回とって丸儲け的な精神にイラっとしてしまいました笑

 

それくらいすばらしい授業ならいいけど、教科によっては、書いてあること読んでるだけやん。そんなん私でもできるわ!!

 

時間もなくなり、結果、10%くらいしか見てない。

 

このせいで私は国家試験対策講座としてはMECは取らずにTECOMにした。

 

よくわかんないけど、企業としてあのクオリティだと困ると思ったから。

 

ちょっと、MECの人見てないだろうけど、CBT対策講座を売り出すなら、がんばってちゃんと教材と映像作らないと、メインの国家試験対策の方で客逃しますよ!!私は今年うちの大学がMEC少ないのはクオリティのやたら低いCBT講座が一役買ってしまってる気がしてる(主要な原因はテコムのノート配布と、授業時間の短縮のせいだとは思うけど)

 

 

今回の反省点

時間にはやはり余裕をもつほうが、安心できるし、身につく勉強ができる。

 

横着してまちがえたところノートをつくらなかったこと。見直せるように時間を作ってやっぱりつくっておくべきだった。

 

今回、経験として得れたこと

 

時間があれば隙間時間でいいから、ちょこちょこ勉強する。5分とかそういう時間を重ねる。

 

意外と土日なしで平日時間内だけでどうにかできる(と信じ続ける)。

 

疑問に思ったこととかをとにかくメモ、10分以上時間あるときに調べる。

 

勉強会も悪くない!仲良くなれたし、勉強にもなった!

ちょこっとおススメかんたん教科書

この記事でも紹介したのだけど、

発生学:医学生で自分が使った教科書を紹介

発生学のQシリーズはおススメです。

見開き1ページにまとまっているところが非常によい。

成績結果の画像が悪すぎて、あまり見えないのだけど、私はA領域が悪く(医師の倫理とか、法律とか・・・)、けっこうみんなが苦手とする基礎医学のC領域は9割以上取れていました。

基礎医学分野で発生が出てくるので、もし余力のある方はこの参考書はおススメ。CBTに出てくるようなことはほとんど載っていたので、図も簡略化されていたしとってもよかったです。

発生は実際は捨てても全く問題ないけどね。

実習が始まって感じていること

普通の学生さんがどうなのかがわからないのですけど、家庭持ちの人には、昼は実習しながら、夜や土日にl勉強するのって、ほんとに時間的にタイトで、正直厳しいのが現実です。

映像予備校のコマ数とかヤバいくらいあるし、その科を回る前に予習するとか、理想論だと思うけど、家庭持ちにはまず無理かと思います。

同級生に、何人か、国試対策用の映像予備校をCBTの前に見終わっている人がいます。いろいろと時間を切り詰めなきゃ見てないので大変かもしれませんが、もし3ー4年で時間がある人は見ておくと実習の時に非常に楽できるのではないかと思います。

まあ、相当、意識高い人が4年くらいから見てるんだろうけど、家庭持ちにはまじポリクリ回りながら予習して、復習して、とか、死ねって言われてる気しかしませんので。

というわけで、低学年や4年生の早い時期からこの記事を見ていて、かつ時間もありヤル気もある医学生さんにはこちらの記事の最後の方を読んでいただければと思います。

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夏休みでも勉強が進まない(完全に愚痴)

この記事は完全に自分の記録用です。時間のない人は読まない方がいいレベル。 医学生用ネット予備校として私はテコムを使ってるのだけど(ほかにもメックやmedu4とかいろいろある)、ほんとに、量が半端ない。 ...

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ちなみに国家試験用の映像予備校を見たい場合は、5年生の先輩で映像授業のお金などを取りまとめしてる人を教えてもらって、その人に頼んで申し込めばいい。そしたら医学生用の価格で買える。

ちなみに価格的には、テコムのフルセットで7万くらい。3-4年生だったら最後の講座つけなくていいから5-6万の方でいいかも。

時間がなくなって対策を講じきれなかった実習中の私はというと

え?現在の私ですか?もう、予習なしで回ってますよ。どう考えても無理やもん。なんとかがんばって見れるときもあるけど、基本的に無理。

先生には勉強しろとか小言言われたりするけど、私はこれ以上フルスロットルでは生きれないと最近確信したので、自分のペースでやることにしてます。

最後にちょっと愚痴。専業主婦のいる先生に、勉強する時間なんていっぱいある!と豪語されても納得しかねるっ!!!!

OSCEについても記事を書いてみました

OSCEの対策、勉強、そして参考書

私のブログ記事の中でついにそんなに重視していなかったCBTの話が一番人気の記事になってしまった。。 というわけでCBTのあとに切ってもきれない関係、そしてこれも受からなければ卒業できない実技試験として ...

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