こんばんは。ぶん子です。苦しい気持ちが残っている間に書かねばと思いまして。ええ、また新学期が始まってしまって授業の嵐になる前に。今回はまあまあネガティブな話になるかもしれませんが、過ぎてしまえば全然ヨユーに感じてしまうものなので、苦しい気持ちを書いておかねば忘れてしまう、と思いました。
この気持ちを忘れる前に
いつも元気にやっているように見えるのかもしれません。。ツイッターの方を見てもらえばわかるかもしれませんが、テスト前のつぶやきはしんどめ。。正直「相当」しんどいです。テストが終わると、一気に元気になります。
他学部を卒業したからこそわかる、この医学生のテストのきつさ。なかなかにすごいと思います。これが普通だと思って普通の学生さんは大学生活も送るわけなので、本当に率直にすごいなと感じます。なんというか、やっぱり耐性があるというか、忙しい中でもしっかりやってくるすごさを日々感じています。
子どもがいても医学生はできますが、やはりそれなりの犠牲と覚悟が必要になるのではないかと思いました。・・とはいえ、これも人のキャパシティーによる(もちろん能力のキャパシティーが個人によって異なりますし、親族の協力もどのくらいあるのか、また経済的余裕がどの程度あるのかという意味をここには含めています)ので、結局のところ、このような話題においては、「私の場合は」ということになってしまう部分があります。
ですので、一般論ではありません。私の状況はこうだ、ということです。
本来は一般的な状況として書きたいのですが、医学生で出産して子持ちというのはある程度特殊なので、一般論が何なのかすらよくわからないので、結局個人の見解を述べるにとどまってしまいます。
前にこんな記事を書いていました。
この時はまだ「苦しみ」を知らなかった私。
今はもうこんな記事は書けない、、くらい人間の価値観って変わるんだなということを目の当たりにしました。
今回、どうなったのか
まず、大体一定の体重を保っているので、滅多に痩せることもない私ですが、テスト前にやつれて少々やせました。同級生にも、やせた?と聞かれる始末。
なんで今回急にこんな状況に陥ったかというのは、少々プライベートな内容なため割愛させていただきますが、実母の助けが今回からは厳しくなってしまったことが全てです。別に喧嘩したとかそういうのではなく、まあ、人間生きていたら誰しもが直面することなのかもしれません。
精神的ショックがでかい上に、一気に時間のやりくりどうしようということになりました。
一つの要因だけでこの変化ですからね。まあ女性は実母に対してものすごく頼るところが大きい人が多いので、この状況は他の人にもありうることなのだろうと思います。
医学部のテスト勉強量
これは、本当に一般学部を卒業した私には驚愕の量です。法学部とかはかなりテスト勉強が激しいとききますが、医学部の勉強量って本当に多いです。
個人的にはこのページに書いてあるようなことは実感としてはなんとなく正しい気がしています。→http://anond.hatelabo.jp/20140110112935
今回、テスト数は多くなかったけれど、一教科が重い。まじでレジュメがタウンページくらいあるんですよ笑。教科書に至ってはタウンページより厚いし重い。
もちろん過去問だけでスイスイーっとうまくやればいいのかも、とも思います。でも、医学部の授業ってそれぞれの科目同士のつながりが非常に強く、やはりそれなりに勉強すればするほど他の教科との密接なつながりが見えてくる、と私は思っていて、ある程度はテストの時に頭に入れておきたいタイプ。
そんなtypeだから、討ち死にしそうになるんだよというのもわかっていますが、どうせ勉強するとしても、単なるよくわからない文字の暗号記憶をするのはあまり得意ではないから、自分にとってはこれが結局は色んなことに対する近道だと思っています。(というか、そういう勉強法しか身に着けていないといったら正しいのか。)
どうやって勉強時間を確保するか
まず、こういう状況になってしまったということを、女性医師の支援をしている大学の先生方にすぐに相談しに行きました。
勧められたのが、「料理の外注化(お惣菜を買う)」「究極の朝方生活」でした。
この2点は、専門医をとる子持ち既婚女性医師の方がほとんどおススメしてくれた方法だったので、まず間違いないんだろうと思います。
っていうか、相談しに行ってわかったのが、みんな女性医師の人はここまでして勉強時間を確保してるんだなという実感。はやり、只者ではない。。
タイムスケジュール的には、学校から帰ってきて勉強する時間はない。ご飯食べさせたり、お風呂入れたりとイベントづくし。なので、夜は勉強をあきらめ、子どもと一緒に寝る(20時~21時くらい)→3時とか4時に起きる。この繰り返しでした。
最後の方は本当に時間がなくって2時に起きてました。朝は行く準備、ごはんなどがありますので、6時くらいには切り上げて、保育園に送っていって、その後フルコマで授業。
さすがに今回は相当苦しみながら勉強しました。
今回はもう、春がきたーキラキラっておもえるくらい、辛かった。。こうなると文化的な感情を忘れてしまうのが個人的にはすごく嫌ですね。
教科書も重すぎるし、レジュメはタウンページだし。効率とかもはやそういうの、ないです。
効率云々の前に、まず、勉強時間の確保がまず先決。
今回はなんどかもう時間が足らなさ過ぎて、朝4時台に学校に勉強しに行ったりしたのですが、同級生が少なくとも一人は勉強用の部屋で勉強してますからね。朝、4時台に。けっこうそういう場所です。医学部って。。
多くの人がもともと勉強は得意なうえ、さらに努力もする。(例外的な生徒さんもいますよ・・)
子どもがいなければここまできついと思うこともなかったと思います。自分の時間は自分で決めれるから。単身赴任してたりしてる男性だったら私からしたらほとんど普通の学生と変わらないくらい時間は確保できる。うらやましいっ、正直。
とりあえず終わって新学期が始まる
とりあえず、後期もなんとか本試で切り抜けられたことには本当に色んな人に感謝です。
自分の選択した道なので文句を言うためにこれを書いてるわけではなく、全然よゆー的な感じでは全然ないよという現実についても言及しておこうと思って書いた次第です。
でも自分が選択した人生なので自分で決めてがんばるしかない。もちろん周囲の人に助けてもらいながら、なのですが。
気分新たに新学期もがんばろうと思いました。
おまけ
そういう意味でもやはりここ最近の医学部の留年事情については、頭の片隅に置いておくべき事項かもしれません。
国公立大学でも留年が増えてきているようです。某掲示板の理不尽級といわれるところになると、どんなテストが行われるのかという疑問もありますが、留年事情については受ける前から頭の片隅で考えておくべきかなあと思いました。特に私のような学生だと。。
精神安定上、留年におびえながら生活していくのは本当にしんどいのではないかなあと思ったりします。他にも考えるべきことがいろいろとありますからね。