国語には相当時間を割いたにもかかわらず、記事を書く時間があまりになく、なんと問題集の紹介だけで終わっていました。
今回は現代文の対策について。今さら~で、ほんとごめんなさい。
国公立医学部受験者の鬼門、それは国語
おそらくあまり異論はないはず。。国語で泣く受験者は多いのです。本当に。
他の教科は95%くらいとれているのに、国語だけが、200点満点中2ケタであるという人も年によってはいる教科なのです。
文系の受験者にとってはかなり簡単なようですが・・。
私が受けた年はおそらくセンター史上、国語の平均点が最低点の年だったと記憶しています。そのなかで、なんとか174点(177点だったかも)を奪取できたことは、私の数学をカバーしてくれて本当に助けられた教科です。
みんなが国語で泣く中、国語のおかげで、セーフ!となったのは、数学の次に、センターしかない国語にけっこう重点をおいていたことも作戦勝ちだったと自負しています。
まあ、本格的なトップ層からしたら174点ごときで笑わせんなって話ですけど、何が何でも医学部に入りたいのよっていう私みたいなバカな層には、国語は運命を左右する教科といっても過言ではない。
しかし、日本の高学歴を代表するような大学の友達に聞いても、「国語は、対策しにくいし、こける可能性を常に考えておかないと」って言ってるくらいだったので、まあそういう教科なのかもしれません。
不安を常に抱えながらではあるが、やらなければならないのです。
なんで国語が予想以上に不安定な教科になりがちなのか、私の勝手な考察
私は、文章を読むのは遅くはない方だと思います。
私は記述式の全統模試で国語を受けていたりしました。(これは勝手な趣味。国語は嫌いじゃないので受けても疲れないから。)
また、現役受験生時代には記述式の国語は受けていました。
全く対策なしで、大体偏差値は65-70くらい(数学より全然ええがな、、悲しい)。多分、もともと国語は得意なタイプなんだと思います、、、
が、、センター国語は、記述式と違って全然取れなかったんですよね。
読み方を勝手に枠にはめられるじゃないですか。それがもうなんか納得いかなくって。でも、センター国語って、出題者の読み方(読解)に沿った解答を見つけるという作業なので、なんか記述式とはちょっと違うようです。。
でも、まあまあ国語は嫌いではないと思っているのに、
センター国語って時間足りないんです。
そして、センター本試の時なんかめっちゃ焦ってたりするから、文章が頭にはいってこないから、よけい時間がかかるんです。ほんとに。
そこで私が対策していたのは、ストップウォッチで秒単位で管理することを実践していました。
そしてあのうっすい問題用紙をさっさとめくるための対策もしておりました。
そのあたりの対策については以下の記事にかいています↓
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【受験当日編】細かすぎて伝わらないかもしれないけど超大切なこと
この記事、実はめちゃくちゃ大切なことを書いていると私は思っている。なのに人気記事にならない。 いや、受験生、全ての受験生に捧げたい記事なんやで。読んでくれ。 センター試験も二次試験も終わった後にこんな ...
基本的に現代文には時間がかかるものとして、古文と漢文でどんなけ時間を短縮できるかが一番の時間的余裕を生み出す方法です
さらに、マーク模試で国語の点数が普通に高得点取れてる方も少々注意が必要です。
センター本試験、追試験の国語の対策をめっちゃするとわかってくることがあります。
センター本試験の解答選択肢の作りと、マーク模試の解答選択肢の作りは、実はちょっと違います。
これは対策しまくると気が付くことだと思います。
センターの本試験だったら、こんな選択肢作らないはずだと思うような選択肢がマーク模試では散見されます。
勝手な憶測ですが、これは文系私大の国語がマーク式の大学を意識したためにこのような選択肢の作りになっているのかな?と思っています。
センター本試験の選択肢の方がややこしいし、練られてる。あと、早い段階で一発でこれはないって切れる選択肢が少ない。
現代文対策で使った問題集は、以前の記事とかぶりますが、以下のものになります
数字は私の中の5段階評価
【現代文】
○センター過去問本試追試を1997年くらいまで。たくさん載ってる黒いやつがおすすめ。 5
センター国語対策は絶対センターの本誌と追試をはずしてはなりません。とにかく研究しまくってください。私は、本試験追試験ともに、3回くらいは全年度といていました。
その中で見えてくることがあります。
センター試験本試の選択肢の切り方が、こういうつくりになっているのかということが初めて理解できたのは、実はこの本試験をさんざん研究したことと、下の代ゼミの國井丈士先生のセンター講座を取ってわかったことでもあります。
○代ゼミtvネットのセンター現代文(國井先生) 5
私が受験していたころは、家のPCで受講できる代ゼミTVネットというのがありまして。。
以下に紹介する本を夏くらいまでに解いたりして、でもやっぱなんかこうもやもやするなあと思い、ダメもとでたった10回講座くらいだし、取ってみるか、と思ってとった講座でした。
受講料も15000円くらいでそんなに高くないし、パソコンで受講だから何回も見れるし、と思って取ったら、、、これがもう自分の中では相当大正解でした。
講座で紹介されていた解答の切り方を実践しながら、センター本試を解くと、「おおおーーーこうやって選択肢切るのか!」「こうやって出題者は選択肢を作ってるのかーーー!」という観点が見えてきて、過去問研究が一気に自分の中で腑に落ちました。
ただ、今はもうこのTVネットはなくて、代ゼミで國井先生は授業されてるみたい。
札幌、新潟、本部、、にしかいてくれないのかよ。。うーん。
でも、受けれる人はセンター講座があるなら受けてみて損はないと思います。一応先生のリンクはっときます。
私はピンとこなかったら、さっと終わらせてピンとくるのがあるのを探す人なのですが、これもどっかブログに書かれてたとかじゃなくて自分で適当に模索しまくってたまたま見つけた感じだったので、自分で模索することも一つおススメしておきます。
独学してる人とか、予備校の現代文講座にピンとこない場合は、やはり家で講座を受けれるメリットは超でかいです。自分にあったやり方を見つけられたらなんでもいいんです。
なので、スタディサプリをちょっと検索してみることにしました。
スタディサプリのセンター現代文の講座の詳細説明のところを読んでいて、悪くないなあと思ったので紹介させてもらいます。
私が読んでみて、そうそうこれだこれ、と思ったとこにはマーカーしてます。
みなさん、現代文には「読み方」と「解き方」があります。とくにセンター現代文では、間違いの選択肢に気づける「眼」が大事です。考えても見てください。各問は通常、5つの選択肢から成り、そのうち4つまでが誤りなのです。次々と出現する誤りの選択肢の「誤りのしかけ」に気づき、次々カットしていく技芸が求められます。そうです。誤りには「名前をつけられるほどのパターン」があるのです。私の授業は、その誤り発見の「メガネ」をみなさんが獲得できることに主眼を置いています。そうそう、それから映像ばかりでなくテキストの解説も力が入っていますよ。図解つきで文章の「対比構造」を示しつつ、あらためてこの選択肢がなぜ×なのか丁寧に解説しています。存分に活用してください。
スタディサプリHPより
黄色のマーカーをしたところは、代ゼミの國井先生も授業で言っていたこととまったく同じです。
間違い選択肢に名前が付けれるくらい、ほんとにパターンがあるんです。
そのパターンを学習してから、自分でセンター本試験過去問を解いて、間違い選択肢にパターン名を付けれるくらいになります。
この選択肢は、ああ、パターンAでひっかけようとしているな、、ふふふ、、みたいな。。こうなると、勝ったな、、みたいな気分になれるんですよね。。
何回もその切り方を自分で身体にしみつくまで演習することが、本試験で焦っていてもある程度の点数をとれる鍵になれると私は思っています。
センター国語対策はたった10回講座だし、890円で見てしまうのもありなのではと思い紹介させていただきました。うちの時なんて、こういう講座は15000円とかだったよー。
安いやつでうまく乗り切る!!ほんと、今や情報は溢れてるという時代ですね。。
スタディサプリはこちら↓
その他に使った問題集
これ以下は上述したセンター講座に出会う前にやった教材です。
全部やったんですが、どうしても自分の中で納得できなくて、上述のものに出会ったということになります。
○現代文のアクセス基礎編、発展編 3
どちらかというと、記述式対策になるかもしれません。国語という教科を思い出すために使ったといっても過言ではない。
基礎編はとっても簡単です。すぐに終わります。
○言葉はチカラだ 2
言葉の意味を知らないから現代文が読めないんだということが色々とブログを巡った結果書いてあったので、これを買いましたが、、さすがに一般の高校生よりはだいぶ長い間生きているので、知ってる言葉が多いのと、いや常識だろ、と思うことも多く、そこまで使いませんでした。
明らかに自分は語彙が不足している、、と感じたり、国語の基礎学力がないなあと感じている方にはおススメ。
○センターきめる現代文 3
○センター現代文のツボ 3
センターの選択肢の切り方があるらしいとはわかっていたので、それが知りたくて、評価のよかったこの2つをやってみました。
「ああ!わかる!」って思うような切り方もあったけど、センター本試験を自分で同じ解き方をしながらやると、どうしても「え?これは?」と思うのが出てきたりして、私的にはちょっと不完全だったかな。
でも、選択肢にパターンてのがあるんやなということだけはわかった。
もっと貪欲にそこんとこ研究したいんですけど!と思って、センター講座を探し始めたというわけです。
力説しすぎました
わお、、自分でもびっくりするくらい力説してしまいましたね。。
ともかく、数学の次に時間を費やした教科だったので、ちょっと思い入れもあったので、いろいろと記憶にある限り、書いてみました。
覚えていないこともあるかもしれませんが、質問があれば、問い合わせ、またはツイッターからしてみてください。
時間があるときであれば返信できます。
私が受けた年度のセンター国語は平均点が最低点の年でしたが、結果として、評論は満点、小説は一問間違い、でした。(てことは古文漢文での失点。。。。)
医学部志望の方は、国語対策はぬかりなく!!!