暗記ペンをつかったり、iPadを使ったりする勉強法についてはけっこう力説してしまったつもりだったのですが、ちょこちょこと生物の勉強法について質問を受けました。
しかも私が受験時代に悩んだところと同じことで悩んでおられた方がいらっしゃったので、やはり・・と思いました。
これまでに暗記ペンを使った勉強法に関して書いた記事はこちらです。
最後の記事はiPadを使った赤シート暗記ペンの利用法について力説した記事(しすぎた)?記事だったのですが、タブレット持ってないという方からのご質問だったので、そりゃ受験生持ってない人もいるよね・・と思った次第です。
生物ではどうしても語句の整理が必要になる
生物が一通り勉強が仕上がってくると問題になってくるのが語句や概念の暗記、それを忘れないようにする日々の復習管理が必要になってきます。
生物の範囲は膨大なので、それをどうしたらいいものかというのが私の受験時代の一つの課題でもありました。
初めに思いついたのが、「単語カード」的なものを作り、表に語句をかいて、裏に概念を書いていくというもの。
次に思いつくのは「まとめノート」といったところでしょうか。
私もその二つについて考えましたが、正直言って、そんな時間ないし!!というところが本音。作業量が半端ではないので得策ではないと思いました。
特に私はあまりまとめノートを作らないタイプなので、まとめノートに関しては完全却下していました。
生物の場合、参考書や問題集に、トピックごとに簡単にある程度まとめてあるページがあることが多いので、そこをもう自分のまとめノートとして考える方がよっぽど効率がいいと考えました。
ちなみにここで使うのは分厚い参考書ではなく、少々薄めの参考書です。(間違っても大森の一番分厚い参考書とかは私は選びません)
受験生時代に私がやったこと
こちらの記事で自分が受験時代にやったことを書いています。→【受験】高校生物の問題集と、もし私が生物初学者だったらどうするかプランを考えてみた【問題集シリーズ】
軽くまとめますと、実際、受験時代に私がやったのは、トピックごとに見開き1ページでまとまっていた参考書をコピーして、語句で大事だと思うところを修正液で消して赤字で書いて、消せるようにしたものを作りました。
ええ、作業量、めっちゃかかります。
いっつもめっちゃイライラしながらやっていました笑。時間ないのに!!他のこともせなあかんのに!!って。
まあ、おかげで生物は常にひっぱってくれる教科だったので、それはそれでよかったのですが、いかんせんこれは非効率でした。
今だったらどうするか
で、医学生になって、こうすりゃよかったなーと思ったので、今だったらどうするか。
そのまとめられたもの(参考書)に直接、暗記ペン(裏写りしないやつ)で重要と思うところを消していきます。
たまに消えない部分があるようですが、そこは自分で黒で塗りつぶすかなんかして自分で語句を書いて、それを消すことにします。(実際、今でもここ消えないと思うところはそうしています。)
もしその問題集なり参考書が汚れるのが嫌という人はもう一冊買えばいいと思います。
実際私、この方法(直接参考書にガンガンひいていく方法)をあの暗記ペンをしらない状態で試したことがあって、裏うつりして、ぎいいい!ってなったことがあり、同じ参考書を2冊持っているものがありました笑
今はあの暗記ペンがあるからもう怖いものはない(笑)
コピーする手間も、修正液で消す手間もいらない。
そして、その自分がこれだなと思う参考書に、自分が問題解いて知った知識とか、模試で間違えたところ、よく自分がミスするところ、自分が使うゴロなど、すべて書き込んでいきます。その参考書に全てを集結させるイメージ。
実際、今、ある医学部生が必ず受けなければならないテスト勉強をしていますが、こんな感じで、ガンガン問題集を汚していく感じ。
もし、部分的にまとめノートとかを作っておられる方もいると思うのですが、まとめノートは、まとめるだけじゃなくて、その中の重要な部分や全体の概念が自分でそらで説明できて、「この分野はできる」ということになるので、私の場合だと、自分のつくったノートを暗記ペンで消していきます。
実際、今の医学部でのテスト勉強は全てこのやり方を使っています。
自分の作った解答を、暗記ペンで重要なところを消していきます。
他の記事にも書いていますが、自分で作った解答or先輩の作った解答を大体理解できたら、キーワードとか重要な部分は全て暗記ペンで消してそこを覚えるようにしています。
この記事に軽く書いてました→暗記ペンの利用例。普段から使いまくっています。
ほんとに全く同じなんです。基本的に受験時代も今も。
私の場合は基本はあまりまとめない。すでにまとめてあるやつに直接消していく。というのも、私はまとめることよりも、それを重ねて復習することの方が、私にとってはよく覚えられるからです。
その方がよく覚えられると気づいたのは受験勉強のおかげでもあります。
私は問題を中心としてその枝葉を肉付けしていくイメージで勉強しているので、テストに対してしか対応できない弱みもありますが、肉付けしていく中でやはり重要なポイントも見えてきます。
生物の勉強で自分が壁にぶちあたったところだったので、記事にしてみました。
本当に色んなやり方があるとは思いますが、自分にあったやり方にカスタマイズしていくと、自分これだわーみたいな感覚が出てきます。
でもはじめによくわからない時は、誰かのまずは真似をして、それからカスタマイズしていくことになるので、もしこのやりかた合いそう!と思えば、参考にしてみてください。